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【アームレッグクロスレイズ】腹筋と脊柱起立筋に同時効果の体幹トレーニング

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腹筋と背筋を同時に鍛えられる体幹トレーニング種目のアームレッグクロスレイズについて動画つきで解説します。姿勢維持をするのが基本の静的なトレーニングの多い体幹トレーニングのなかでも、本種目は動的な部分もあり、初心者の方でも楽しみながら取り組むことが可能です。

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※本記事は提供元サイト(BUKIYA-MOBILE/武器屋.net)より転載・出力しています。著作権・コンテンツ権・引用および免責事項についてはこちらをご参照ください。


※本記事は世界チャンピオン金井選手山田選手も所属し、ワールドゲームズや国体にも参加実績のある公式競技団体「JAWA」の情報記事として公開されています。

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記事制作©FutamiTC/MazurenkoJapan


■アームレッグクロスレイズが効果のある筋肉部位

アームレッグクロスレイズは腹筋(特に腹直筋と腹横筋)および背筋(脊柱起立背筋)に効果のある体幹トレーニングメニューです。また、二次的に腸腰筋群・臀筋群などの股関節周辺インナーマッスルにも効果があります。

●長背筋群・脊柱起立筋の英語名称・構造・部位詳細

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読みかた:せきちゅうきりつきん
英語名称:erector spinae muscle
部位詳細:腸肋筋最長筋棘筋
長背筋群=脊柱起立筋+多裂筋+回旋筋など

●腹筋群の英語名称・構造・部位詳細・起始停止

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読みかた:ふっきんぐん
英語名称:abdominal muscles
部位詳細:腹直筋外腹斜筋内腹斜筋腹横筋
起始:恥骨稜・恥骨結合・恥骨結節第5~12肋骨外面胸腰筋膜深葉・上前腸骨棘・鼡径靭帯・腸骨稜第7~12肋軟骨内面・鼡頚靭帯・上前腸骨棘
停止:剣状突起・第5~7肋軟骨外面鼡径靭帯・腹直筋鞘前葉・腸骨稜外唇第10~12肋骨下縁・腹直筋鞘・精巣挙筋剣状突起・白線・恥骨

●腸腰筋群の英語名称・構造・部位詳細

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読みかた:ちょうようきんぐん
英語名称:iliopsoas
部位詳細:腸骨筋大腰筋小腰筋

●臀筋群の英語名称・構造・部位詳細・起始停止

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読みかた:でんきんぐん
英語名称:gluteus muscles
部位詳細:大臀筋中臀筋|小臀筋
起始:腸骨稜・腸骨翼腸骨翼殿筋面・腸骨稜腸骨翼
停止:大腿筋膜外側部・大腿骨粗面大腿骨大転子尖端大腿骨大転子前面

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■アームレッグクロスレイズの動画とやり方

動作の間はお腹をへこませる意識をすると腹横筋への刺激が高まります。また、背すじを真っ直ぐに保持するとともに、手足はしっかりと伸ばしていきましょう。手足の高さは床と並行が理想で、それ以上高く上げる必要性はありません。

また、こちらの動画では、体力にあわせた三種類のアームレッグクロスレイズが紹介されており、それは、①手足だけで自立し行うバージョン、②腹ばいになって行うバージョン、③膝をついて行うバージョンです。

強度の高い順に①>③>②となっていますので、体力に合わせてチャレンジしてみてください。

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※当サイトの表現するバルクアップとは筋肥大、バストアップとは胸の土台となる大胸筋のバルクアップ、ダイエットとは健康的な体脂肪率の減少、引き締めとは食事管理と合わせた総合的なダイエットを指します。

【執筆者情報】上岡岳|日本アームレスリング連盟常任理事|元日本代表|国際レフリー|ジムトレーナー|生物学学芸員