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筋肉の種類と作用・鍛え方|アームレスリング基本用語

アームレスリングに使う「筋肉」について解説します。

筋肉とは

読み方:きんにく

英語:muscle

区分:スポーツ科学用語

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筋肉の3種類

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筋肉には横紋筋(おうもんきん)・平滑筋(へいかつきん)・心筋(しんきん)の3種類があり、アームレスリングで使われる骨格筋は横紋筋になります。

骨格筋

・横紋筋…全て随意筋

内蔵筋

・横紋筋…舌や咽頭などの随意筋

・横紋筋…横隔膜や食道など不随意筋

・平滑筋…消化管や血管など不随意筋

・心筋……心臓を構成する不随意筋

骨格筋の構造

骨格筋を構成する最小単位は筋原繊維で、それが束になり筋繊維・筋束・筋肉を構成しています。

筋繊維の3種類

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骨格筋の筋繊維には持久的な運動を担う遅筋と、瞬発的な運動を担う二種類の速筋のあわせて三種類があります。それぞれの特徴と鍛え方は以下の通りです。

遅筋(持久筋・SO筋・筋繊維TYPE1)

数分以上の継続的な運動・筋収縮の主体となるのが遅筋で、収縮速度が遅く(Slow)酸素(Oxygen)をエネルギー源とすることからSO筋とも呼ばれています。筋トレでは20回以上の反復回数で限界がくる低負荷高回数で鍛えます。

速筋(瞬発筋・FG筋・筋繊維TYPE2b)

10秒以内程度の瞬発的な運動・筋収縮の主体となるのが速筋のなかでも瞬発筋(通称:白筋)と呼ばれる筋繊維です。収縮速度が速く(Fast)グリコーゲン(Glycogen)をエネルギー源としているためFG筋とも呼ばれています。筋トレでは、10回以下の反復回数で限界がくる高負荷低回数で鍛えます。

速筋(瞬発筋・FO筋・筋繊維TYPE2a)

瞬発筋のなかでもやや持久的な60秒ほどの運動・筋収縮の主体となるのが速筋のなかでも瞬発筋(通称:ピンク筋)と呼ばれる筋繊維です。収縮速度が比較的速く(Fast)酸素(Oxygen)をエネルギー源とすることからFO筋とも呼ばれています。筋トレでは12~15回の反復回数で限界がくる中負荷中回数で鍛えます。

筋繊維の種類|参照ページおよび論文

”骨格筋を構成している筋繊維には大きく分けて速筋と遅筋の2種類があります。速筋は白っぽいため白筋とも呼ばれます。収縮スピードが速く、瞬間的に大きな力を出すことができますが、長時間収縮を維持することができず張力が低下してしまいます。遅筋は赤みがかった色から赤筋とも呼ばれます。収縮のスピードは比較的遅く、大きな力を出すことはできませんが、疲れにくく長時間にわたって一定の張力を維持することができます。”

▼参照サイト(厚生労働省|e-ヘルスネット)

骨格筋(こっかくきん)

▼参照文献

骨格筋線維タイプの特性とそれに影響を及ぼす因子

筋線維には大きく2種類あり、ミトコンドリアに富んで酸素を利用した持続的な収縮の可能な遅筋線維(Type 1、赤筋、色の原因は、酸素結合性タンパク質、ミオグロビンである)と、ミトコンドリアは比較的少なく解糖系による瞬発的な収縮の可能な速筋線維(Type 2、白筋)にわけられる。速筋線維の中でもやや持続的収縮に向いたものはType 2a、そうでないものはType 2X、Type 2bとさらに細分される。なお、遅筋線維、速筋線維はそれぞれ遅筋、速筋と呼ばれることが多い。さらには、両者の性質を備えた中間筋の存在も認められている。

引用:Wikipedia「速筋繊維と遅筋繊維」

アームレスリングで使う主たる筋肉

大胸筋の構造と作用


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大胸筋は胸の筋肉で、上部・内側・下部に分けられ、主に肩関節の水平内転(腕を水平に上げた状態で閉じる)の作用を持ちます。このほか、肩関節の内転・内旋・屈曲の作用も持っています。

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて大胸筋は、主に腕を固める(肩関節の水平内転)動作および脇を閉める(肩関節の内転)動作に使われます。

トレーニング方法

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広背筋の構造と作用

広背筋は上側部と下部(中央部)に分けられ、主に肩関節の伸展(腕を後ろに引く)作用と肩関節の内転(腕を横に閉じる)作用を持ちます。このほかに、肩関節内旋・体幹伸展・体幹回旋の作用も持っています。

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて広背筋は、主に腕を後ろに引きつける(肩関節の伸展)動作および脇を閉める(肩関節の内転)動作に使われます。

トレーニング方法

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僧帽筋の構造と作用

僧帽筋は上部・中部・下部に分けられ、肩甲骨を引き寄せる作用があります。

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて僧帽筋は、主に上腕を斜め下方に引きつけて固める動作に使われます(僧帽筋下部)。また、真後ろにバックプレッシャーをかける動作にも使われます(僧帽筋中部)。

トレーニング方法

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三角筋の構造と作用

三角筋は前部・中部(側部)・後部に分けられ、肩関節の屈曲(前部)・外転(中部)・伸展(後部)の作用を持っています。

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて三角筋は腕を前に固める(肩関節屈曲|前部)動作または後ろに固める(肩関節伸展|後部)動作に使われます。

トレーニング方法

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上腕三頭筋の構造と作用

上腕三頭筋は長頭と短頭(内側頭と外側頭)に分けられ、肘関節伸展の作用を持っています。また、長頭は肩関節の内転作用も持っています。

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて上腕三頭筋は脇を閉める(肩関節内転)動作に長頭が使われます。

トレーニング方法

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上腕二頭筋の構造と作用

上腕二頭筋は長頭と短頭に分けられ肘関節屈曲の作用を持っています。また、短頭は腕の回外作用も持っています。

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて上腕二頭筋は肘を固める(肘関節屈曲)動作および拳を捻り上げる(前腕の回外)動作に使われます。

トレーニング方法

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回旋筋腱板の構造と作用

ローテーターカフは、肩甲骨と上腕をつなぐ肩甲骨周辺のインナーマッスルで、肩甲下筋・棘下筋・棘上筋・小円筋から構成され、肩関節の回旋と内外転に作用します。各部位の作用は以下の通りです。

〇肩甲下筋:肩関節の内旋・水平屈曲
〇棘下筋:肩関節の外旋・外転・内転
〇棘上筋:肩関節の外転
〇小円筋:肩関節をの外旋・内転

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいてローテーターカフは肩関節の動作に関わる表層筋(大胸筋・広背筋・僧帽筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋)のスタビライザーとして作用します。

トレーニング方法

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前腕筋群の構造と作用

前腕筋群は前腕にある筋肉群の総称で、大きくは前腕屈筋群と前腕伸筋群に分けられます。それぞれの作用は以下の通りです。

〇前腕屈筋群:手首関節の屈曲
〇前腕伸筋群:手首関節の伸展

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なお、前腕筋群の手首関節に対する全ての作用は以下の通りです。

屈曲(掌屈)・伸展(背屈)・外転(橈屈)・内転(尺屈)・回内・回外

アームレスリングでの使い方

アームレスリングにおいて前腕筋群は、主に手首を巻き込む(フック|掌屈・回外)動作、手首をめくる(トップロール|回内)動作、手首を立てる(トップロール|橈屈)動作に使われます。

トレーニング方法

リストカール(掌屈動作)・リストハンマー(橈屈動作)・リストスピネイション(回内・回外動作)で鍛えられます。

アームレスリングのことならJAWA

今回はアームレスリングの筋肉について解説しました。

一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟には全国に支部連盟・クラブチームがあります。

もっと詳しくアームレスリングについて知りたいという方は、是非、お気軽に、ご連絡ください!

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